「もっと綺麗にするのはどうしよう?」
と極めたくなります。
製造課製造第三グループ(インタビュー実施時):Dさん
製造課製造第三グループ(インタビュー実施時):Dさん
入社1年目は手加工の部署でその翌年から営業事務、
2017年に手加工に戻り
2018年に産休育休・2019年から職場復帰して、今度は検査課で出荷の担当をしました。
その一年後の2020年に加工に戻って今に至ります。
量産品の製造・切断、穴あけ、接着、溶接などです。
接着とか溶接、手で加工する仕事です。
マシンを動かす事はやったこと無いのですが
今は量産品の同じ製品を作り続けてます。
新卒での採用からずっと働かせていただいています。
進学は青森の大学で経営法学部を学んでいましたが、
昔から美術や図工が好きだったので、
地元で物を作る仕事がしたいと思い探していました。
ハローワークさんの紹介で、たまたま「こういう会社さんあるよ」と。
正直「工場」って少しマイナスなイメージを持っていたのですが、
担当の方に話を進めてもらい見学してみると、綺麗な工場内でプラスイメージに変わりました。
そして「工場」というと、見学するまでは【流れ作業】のイメージだったのですが、
この会社では、1から最後まで・・・1人でじっくり作業してるんだなと、
そこが「いいな〜」「面白そう」と思えました。
「ここでならがんばれそうだ」と。
他の会社さんも見学しましたが
「毎日通うんだったらちゃんと自分の性格にあってるような
コツコツ作っているここのようなところがいいのかな」と思って選びました。
プラモデルを組んだことないんですけれども、
プラモデルの組み立てをしてるような感じだよって周りには伝えます。
「ペタッと貼って溶接する」といっても、溶接っていうと「火花飛ぶの?」と聞かれます。
「火花は飛ばなくて、熱風が出る道具で溶かすだけだから安全だよ」と言ったりします。(笑)
寸法が出ない、思ったように図面通りにいかない。「何が原因だ?」って・・・。
原因を考えて悩みます。
そこでベテランの先輩にいいアイディアないですか?って相談したりします。
今はもう思った通りに出せますけど、慣れるまでは「なんでだ?」っていう繰り返しで。
自分なりにやり方を色々変えたり、先輩に教えてもらって自分に合う作り方を探しました。
やっぱり寸法が思ったように出せたときは、
もうすっきりした気持ちで家に帰る感じです!
量産品なのでどんどん並べていくんですけど「今回良かったな!」みたいな。
毎回違うのを作ってた時期もありましたけど、
量産は量産で全く同じに作るのもまた難しくて、
溶接1本するにしても「もっと綺麗にするのはどうしよう?」と極めたくなります。
地味な同じ繰り返しに見えますけど、仕上がり方などが毎回極めていて
そこが醍醐味でおもしろいところです。
「工場」とは「流れ作業」だと思っていましたが、実際に見学してみてイメージとは違いました。
じっくりものづくりに取り組んでる会社なんだなと感じました。
自分の興味ある会社以外の他の業界も1度見学してみて下さい。
実際に見学してお話を聞くとイメージが変わります。
「百聞は一見に如かず」ですね!